2026年9月16日、キヤノンが、軽量フルサイズの「EOS R8」の後継機、EOS R8 Mark IIを発表しました。発売は2026年10月29日です。初代R8の購入を考えていた方は、「後継機を待つべきか」「旧R8を今買っていいのか」「R6 Mark IIとはどう違うのか」と、迷うところです。
この記事では、R8、R8 Mark II、R6 Mark IIの3機種を、キヤノンの公式仕様をもとに、表で比べます。そのうえで、「どの人にどれが向くか」を整理します。
⚠️ この記事は、発売前(2026年10月10日時点)の、キヤノンの公式発表と報道にもとづいています。R8 Mark IIの実機は、筆者はまだ使っていません。公式の発表にない項目は「記載なし」と書き、推測では書きません。発売後に、実機のレビューや価格を確認して、この記事を更新します。
- R8・R8 Mark II・R6 Mark IIの違い(比較表)
- 初代R8から、何が変わったか(手ブレ補正・操作性・重さ)
- 旧R8を今買うか、後継機を待つか(筆者の考え)
- R8 Mark IIとR6 Mark II、どちらを選ぶか
- 発売前に、分かっていないこと
💡 この記事は「3機種の選び分け」に特化しています。1台ずつの詳しい評価はEOS R8レビュー・EOS R6 Mark IIレビュー、ソニーとの比較はEOS R8 vs α7C IIをご覧ください。
先に結論:手ブレ補正と軽さならR8 Mark II、連写と安心感ならR6 Mark II
1. 旅行で軽く持ち歩き、手ブレ補正も欲しいなら、R8 Mark II。約546g(バッテリー・カード込み)で、R6 Mark IIより約124g軽く、初代R8にはなかったボディ内手ブレ補正を備えます。
2. 連写、EVF、SDカード2枚、バッテリー持ちを重視するなら、R6 Mark II。価格.comの最安は、R8 Mark II(予約)とR6 Mark IIで、約7千円の差です(2026年10月時点の目安)。
3. 価格を最優先するなら、旧R8。ただし、手ブレ補正がない点は、理解して選びます。
3機種の比較表|R8・R8 Mark II・R6 Mark II
| 項目 | EOS R8 | EOS R8 Mark II | EOS R6 Mark II |
|---|---|---|---|
| 有効画素数 | 約2420万画素 | 約2420万画素 | 約2420万画素 |
| ボディ内手ブレ補正 | なし | あり レンズとの協調で中央最大7.5段 | あり レンズとの協調で最大8段(キヤノンの案内) |
| 連写(電子シャッター) | 約40コマ/秒 | 約40コマ/秒 | 約40コマ/秒 |
| 連写(電子先幕・メカ) | 約6.0コマ/秒(電子先幕) | 約6.0コマ/秒(電子先幕) | 約12コマ/秒(メカ・電子先幕) |
| 常用ISO感度 | 100〜102400 | 100〜102400 | 100〜102400 |
| EVF | 約236万ドット/0.70倍 | 約236万ドット/0.70倍 | 約369万ドット/0.76倍 |
| 背面液晶 | 3.0型 約162万ドット | 3.0型 約162万ドット | 3.0型 約162万ドット |
| SDカードスロット | 1基 | 1基 | 2基 |
| バッテリー/撮影可能枚数(省電力優先・EVF/モニター) | LP-E17/約220枚/約370枚 | LP-E17/約220枚/約340枚 | LP-E6P等/約450枚/約760枚 |
| 重さ(バッテリー・カード込み) | 約461g | 約546g | 約670g |
| 大きさ(幅×高さ×奥行) | 約132.5×86.1×70.0mm | 約131.4×90.0×79.7mm | 約138.4×98.4×88.4mm |
| キヤノンオンラインショップ価格(ボディ・税込) | 242,000円 | 275,000円 | 319,000円 |
| 価格.com最安(ボディ・新品の目安) | 約20.9万円 | 約24.8万円(予約・発売前) | 約25.5万円 |
出典:キヤノンの各製品ページ・仕様ページ、EOS R8 Mark IIの発表資料。R8 Mark IIのSDカードスロット数は、日本のカメラ専門メディアの報道、R6 Mark IIのスロット数と手ブレ補正段数は、キヤノンの案内と報道にもとづきます。価格.comの最安は、ショップごとに差があるため、目安としてご覧ください(2026年10月時点)。
R8 Mark IIは、初代R8から何が変わった?
変わった点(公式の発表)
- ボディ内手ブレ補正を新搭載:初代R8にはありませんでした。キヤノンは、対応レンズとの協調制御で、中央最大7.5段、周辺最大7.0段(RF24-105mm F2.8 L IS USM Z使用時、CIPA2024規格準拠)と案内しています。
- マルチコントローラーを搭載:EVFをのぞいたまま、AF位置を動かせます。
- 新しいデザイン:直線と円弧を基調にした外観に変わり、グリップも新しくなりました。
- 新機能:登録した人物を優先して追う「登録人物優先」、シャッターを全押しする前の最大20コマを記録する「プリ連続撮影」、新しいカラーフィルター(NegativeFilmtone・PositiveFilmtone)などが加わりました。
- 重さと大きさ:約461gから約546gへ、約85g増えます。奥行きは、約70.0mmから約79.7mmへ、約9.7mm増えます(筆者の計算)。ボディ内手ブレ補正を入れた分、少し大きくなっています。
公式の仕様で、変わらない点
- 有効画素数:約2420万画素
- 常用ISO感度:100〜102400
- EVF:約236万ドット、倍率0.70倍/背面液晶:3.0型 約162万ドット
- バッテリー:LP-E17(撮影可能枚数は、省電力優先のモニター撮影で、約370枚から約340枚に減ります)
- SDカードスロット:1基
つまり、「画質の基本は同じで、手ブレ補正と操作性、デザインが進化した」という、手堅いモデルチェンジです(筆者の考え)。画質の違いは、実機がまだ手元にないため、この記事では評価しません。
旧R8は、今買ってもいい?|価格差をどう見るか
日本のカメラ専門メディアの報道では、初代R8は併売され、販売が続くとされています。価格.comの最安は、R8が約20.9万円、R8 Mark IIが約24.8万円(予約)で、約3.9万円の差があります(2026年10月時点の目安。キヤノンオンラインショップでは、242,000円と275,000円で、33,000円の差です)。
この差でも、旧R8で十分なのは、次のような人だと考えます(筆者の考え)。
- 明るいレンズや、手ブレ補正付きのレンズ(静止画では、レンズ内の補正が使えます)を使う
- 三脚や、速いシャッタースピードで撮ることが多い
- 予算を、レンズやバッグに回したい
逆に、夜景や室内を、手持ちで撮ることが多い人は、約3.9万円で、ボディ内手ブレ補正を買えると考えると、R8 Mark IIの価値が分かりやすくなります。なお、価格は、発売の前後で動くことがあるため、購入前に、もう一度確認してください。
R8 Mark IIとR6 Mark II、どちらを選ぶ?
価格.comの最安は、R8 Mark II(予約)が約24.8万円、R6 Mark IIが約25.5万円で、差は約7千円です(2026年10月時点の目安)。キヤノンオンラインショップでは、275,000円と319,000円で、44,000円の差があります。価格差が小さいときは、使い方で選びます。
| こんな人は | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 旅行で軽く持ち歩きたい(手ブレ補正も欲しい) | R8 Mark II | 約546g。手ブレ補正を内蔵。R6 Mark IIより約124g軽い |
| とにかく価格を抑えて、フルサイズの画質を | R8(初代) | 価格.comの最安が約20.9万円。ただし手ブレ補正はなし |
| 動く被写体を撮る、長く撮る、データを守りたい | R6 Mark II | 連写約12コマ/秒、SDカード2枚、バッテリー約450枚(EVF) |
| 夜景や暗い場所で、三脚なしで撮りたい | R8 Mark II または R6 Mark II | 手ブレ補正があるので、遅いシャッタースピードで撮りやすい |
R6 Mark IIは、連写(約12コマ/秒)、EVF(約369万ドット)、SDカード2基、バッテリー持ち(省電力優先で、EVFで約450枚)が上です。一方、R8 Mark IIは、約124g軽く、ひと回り小さいのが利点です。旅の荷物を減らしたいか、撮影の安心感を優先するかで、決めます。
発売前で、まだ分からないこと
- 防塵防滴:キヤノンの発表資料と仕様ページに、記載が見つかりませんでした。
- 実際の画質・AF・動画の連続撮影時間:実機のレビューが出てから、確認します。
- 価格の動き:最安価格は、予約段階の目安です。発売後に変わることがあります。
上位には、EOS R6 Mark III(約3250万画素、2025年11月発売)もあります。この記事では、3機種に絞っています。
よくある質問(FAQ)
EOS R8 Mark IIは、いつ発売ですか?価格は?
2026年10月29日発売です(キヤノンの発表)。キヤノンオンラインショップの価格は、ボディ単体が275,000円(税込)、RF24-105mm F4-7.1 IS STMのレンズキットが324,500円、RF45mm F1.2 STMのレンズキットが317,900円です。希望小売価格はオープン価格です。
初代EOS R8から、何が変わりましたか?
大きな違いは、ボディ内手ブレ補正の搭載(初代は非搭載)、マルチコントローラーの追加、新しいデザインとグリップです。有効画素数(約2420万画素)、常用ISO(100〜102400)、EVF(約236万ドット)、液晶(3.0型 約162万ドット)、バッテリー(LP-E17)、SDカードスロット1基は、公式の仕様では同じです。重さは約461gから約546gへ、約85g増えます。
初代EOS R8は、今も買えますか?
日本のカメラ専門メディアの報道では、初代EOS R8は併売され、販売が続くとされています。ただし、価格や在庫は変わることがあります。購入前に、販売店で確認してください。
R8 Mark IIとR6 Mark IIは、どちらがいいですか?
軽さと小ささを優先するなら、R8 Mark IIです(R6 Mark IIより約124g軽い)。連写(電子先幕・メカで約12コマ/秒)、高精細なEVF(約369万ドット)、SDカード2枚、バッテリー持ち(約450枚/約760枚)を重視するなら、R6 Mark IIです。価格.comの最安は、2026年10月時点で、両機の差が小さい(約7千円)ので、使い方で選ぶのがおすすめです(筆者の考え)。
R8 Mark IIは、防塵防滴ですか?
キヤノンの発表資料と仕様ページには、防塵防滴についての記載が見つかりませんでした。発売後に、公式の情報や実機のレビューを確認して、この記事を更新します。雨や砂ぼこりが多い場所で使うなら、レインカバーなどの対策をおすすめします。
まとめ:旅の荷物と撮り方で選ぶ
- 軽さと手ブレ補正:R8 Mark II(約546g)
- 連写・EVF・2スロット・バッテリー:R6 Mark II(約670g)
- 価格を抑える:旧R8(手ブレ補正なし)
- 発売前の情報は、10月29日以降に、確認して更新します
ソニーのα7C IIと比べたい方は、EOS R8 vs α7C IIもご覧ください。
Tabi